信頼を積み重ね、この街と人をつなぐ-𠮷川 さおり(三菱地所アジア社、Corporate Administrative Manager)

居場所を築いた転機
質問:初めてこの国に来た時の衝撃や、仕事を通じてシンガポールを「自分事」として捉えるようになった決定的な瞬間についてお聞かせください。
卒業と同時に国際結婚し、シンガポールへ移住。右も左も分からず、英語も十分とは言えない状況で就職するなど、シンガポールでの始まりは決して順風満帆ではありませんでした。
しかし、様々な事象に一つひとつ丁寧に向き合い、周囲の支えを受けながら、少しずつ自分の居場所を築いてきました。やがて職場では「Ask Saori」と声をかけられるようになり、頼りない存在から頼られる存在へと変化したことを実感しました。
全体のバランスを見極める力
質問:活動においてのこだわり・他にはない強みについて。また、そこに込められた想いについてお聞かせください。
シンガポールに移住して22年、現在は三菱地所アジア社にて総務マネージャーを務めています。難易度や業務量、期限の異なる業務に携わる中で、日々多様な確認や調整が求められます。
こうした環境下で、これまで培ってきた経験を生かし、日本と現地双方の違いを踏まえながら全体のバランスを見極めて判断する力は、自身の持ち味だと考えています。また、周囲の支えによって自分が成り立っていることを忘れず、その関係性を尊重しながら誠実に業務に向き合う姿勢を何よりも大切にしています。
静かに支える存在
質問:あなた自身がシンガポールと日本の関係にどんな貢献をしていきたいですか?
職場だけではなく、家族や友人、地域の方々に支えられながら過ごしてきました。感謝してもしきれないほど多くの助けを受けてきたと感じています。私自身には大きな力はありませんが、目の前にいる人たちや関わる相手一人ひとりに誠実に向き合い、信頼を積み重ねていくことはできます。
そうした姿勢を通じて、日本とシンガポールの間にある信頼と理解を、静かに、しかし確実に支えていく存在でありたいと考えています。日々の仕事や生活の中で、「Ask Saori」と今後も言われるよう、その役割を果たしていきたいと思います。
おおらかさが息づく街
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
文化や言語、習慣の違いを受け入れるおおらかさが、シンガポールの魅力だと感じています。多様性を前提に、互いを尊重し合う姿勢が街の在り方として根付いており、そこが昔から変わらない素晴らしさだと思います。
Profile:インタビュイー紹介

三菱地所アジア社、Corporate Administrative Manager
𠮷川 さおり(Yoshikawa Saori)
2004年よりシンガポールにて管理部門業務に従事。人事、秘書業務、経営企画等を経て、2022年より三菱地所アジア社にて総務マネージャーを務める。
APAC地域統括拠点である三菱地所アジア社にて、総務機能全般(コーポレートガバナンス、IT・デジタル戦略、ワークプレイスマネジメント等)を担当
| ■三菱地所アジア社 |
| ◉三菱地所グループはAPAC各国での不動産事業を展開 🏢住所:138 Market St #27-03 CapitaGreen S048946 📞電話番号:6576 5790 🌐WEBサイト |
【関連記事】※要変更※
シンガポールのビジネス情報や最新記事、セミナー情報をLINE・YouTubeでお届けしています!
ぜひお友だち追加・チャンネル登録をお願い致します。





