自治体と世界をつなぎ、地域の魅力を伝えるハブとして。-藤澤 佑介(J. CLAIR Singapore 次長)
シンガポールと日本の自治体の懸け橋

自治体国際化協会(クレア)は、1988年に設立された日本の自治体の共同組織で、その名のとおり、自治体の国際化を推進しています。
シンガポール事務所は1990年に開設され、訪日観光促進、販路開拓、海外人材活用を柱として、国際交流や国際協力、調査・情報発信など、日本の自治体とアセアン、インド、スリランカをつなぐ活動を行っています。職員の大半は自治体からの派遣職員で、私自身も鳥取県から派遣されています。
自然・文化・食をつなぐ地域の魅力発信
シンガポールでは、多くの自治体が特色あるプロモーションを展開しています。鳥取県でも、旅行博や商談会に加え、県産品の販路開拓やクリエイターと連携した情報発信など、多角的な取組を行っています。
「日本最古の霊峰大山」や「水揚げ日本一のカニ」など、一番という謳い文句が刺さるのは共通ですが、特に訪日経験が豊富なシンガポールでは、自然信仰や水の循環が育む文化・食の背景まで含め、その土地に息づく物語を丁寧に伝えることが大切だと思っています。こうしたプロモーションを通じて、全国の自治体の魅力をお伝えしています。
人と地域を結ぶ価値の翻訳者
近年、日本では外国人の受け入れをめぐり多様な意見が交わされており、地域における国際化の意義も大きな転換期を迎えています。こうした中、我々の果たすべき役割と責任は一層重要になっています。
私にとってシンガポールは、多文化共生と思いやりの精神が根付き、効率性と利便性が調和した、都会でありながら優しい空気が流れる魅力的な都市です。
一方、日本には、自然と共生する独自の精神や助け合いの文化が息づいています。こうした双方の価値を丁寧に翻訳し橋渡しをしていくことが、我々の重要な役割だと考えています。
緑の街を走る
仕事終わりのランニングや週末の子どもサッカーの指導など、日本では考えられないくらい健康的な生活を送っています。運動を通して自分と向き合う時間を大切にする空気感も、シンガポール社会の魅力の一つだと感じています。
Profile:インタビュイー紹介

自治体国際化協会シンガポール事務所(J. CLAIR Singapore)
次長 藤澤 佑介(Yusuke Fujisawa)
山口県出身。英国の大学院を修了後、番組制作会社やJICA海外協力隊としてマラウイ放送協会での勤務などを経て、2021年に鳥取県に入庁。販路拡大・輸出促進課、国際観光課での勤務を経て、2025年から現職
| ■自治体国際化協会シンガポール事務所(J. CLAIR Singapore) |
| ◉ASEAN諸国・インド・スリランカにおける日本の自治体の活動の支援 ◉日本の自治体や各国の行政機関等と連携した国際協力・国際交流 ◉事業各国の地方自治制度や政策についての調査・情報発信 など 🏢住所:1 Raffles Place, #30-03 One Raffles Place, S048616 📞電話番号:6224 7927 🌐WEBサイト 📱Facebook:@clairsg |
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