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シンガポールで継続投資、アジア有数のケミカルタンカー会社へ-苗村 隆(エスユーナビゲーション CEO)

極東と東南アジアを結ぶパイプライン

質問:シンガポールという地で、貴社がどのような役割を果たすことを目指して歩みを始めたのでしょうか?

我々が会社を立ち上げた2004年前後は、シンガポールをはじめとする東南アジアで多くの石油化学プラントが稼働を始めた頃でした。彼ら石油メジャーの要望に応えるべく、従来は極東域内を中心に運航していた我が社でしたが、多くのケミカルタンカー船団を東南アジアにまで下ろし、シンガポールを拠点として、アジア南北間の輸送、いわばパイプラインの役割として顧客のニーズを満たしていくことを目指して歩み始めました。

安全を第一に顧客の期待に応えます

質問:日々の活動の中で大切にしている信念・こだわり・想いをお聞かせください。

親会社であるショクユタンカー(株)は、日本においてまさに今年設立60周年を迎えました。SJ60と同様に、長きにわたる信頼関係とお互いの安心感があってこそ継続されてきたと思います。

これを船舶業界に当てはめますと、我々船主かつ運航者として、顧客の皆さま(石油メジャー、石油化学製造者、日系商社など)に提供する輸送が安心・安全をもって実行されてきたこと、そしてその積み重ねによるお互いの信頼関係の構築がなされたことが大きいと思います。現状に甘んじることなく、引き続き顧客のニーズに応えていきます。

継続投資でシンガポールにコミットします

質問:シンガポールという国と今後共にどのように歩み、寄与し続けていきたいですか?

海運業界を支援しているシンガポール政府、シンガポール海事港湾庁と歩調を合わせ、業容を少しずつ拡大してきました。2024年に盛大に設立20周年式典を開催しましたが、その前後で我々として初めてのシンガポール船籍となる新造船を計2隻竣工させました。

現在3隻目となる新造船を計画中で造船所と交渉を始めています。さらに、2050年のカーボンゼロを目指した各顧客の取り組みへの支援(バイオ燃料の輸送、当該原料の輸送、またはメタノールバンカリングのための輸送など)と自社による脱炭素の取組みも加速させていきます。

飽くなき発展を感じることができる国!

質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?

92年・04年・16年と12年毎に赴任してきました。過去35年間の定点観測により、さまざまな分野での発展と成長に驚きと喜びの連続です。ホーカーで200円のクイティオを食べて頻繁にお腹を壊していた90年初頭は良い思い出です。


Profile:インタビュイー紹介

エスユーナビゲーション CEO
苗村 隆(Takashi NAEMURA)

33年間に亘り日系商社の化学品トレーダーとして勤務。3回(90年代、00年代、10年代)計12年間シンガポールに駐在。退職後、荷主として取引のあったタンカー会社シンガポール法人社長として勤務している。

エスユーナビゲーション
◉石油化学品、パーム油、バイオ燃料などの液体貨物を輸送するケミカルタンカー会社。高品質のステンレス船をグループ全体で25隻自社保有し、シンガポール会社は極東地域と東南アジア地域間の輸送に従事している。

🏡住所:200 Cantonment Rd #14-01 Southpoint , S089763
📞電話番号:6225 0800
📩E-mail:general@sunavigation.com
🌐WEBサイト

 

SJ60インタビュー
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