世界をつなぐ日本発のトラステッド・パートナー-内田 勝文(株式会社 三井住友銀行 常務執行役員 アジア・大洋州本部長)

シンガポールとSMBCの歩み
質問:シンガポールという地で、貴社がどのような役割を果たすことを目指して歩みを始めたのでしょうか?
弊行のシンガポール進出は1963年にさかのぼります。シンガポールをAPAC(アジア・太平洋地域)の中核拠点と位置づけ、日本や世界と結ぶ金融の架け橋として、お客さまの海外展開や域内成長を支えてきました。
今年は友好関係60周年ですが、私たちはこの間、資金・情報・人材をつなぎ、社会課題の解決と持続的成長に貢献する信頼されるパートナーを目指し、お客さま、社会、シンガポールとともに成長してまいりました。
お客さまと社会の発展を支えるSMBCの原点
質問:日々の活動の中で大切にしている信念・こだわり・想いをお聞かせください。
私たちの活動の原点には、三井・住友両家に受け継がれてきた「三方よし」の精神があります。これは、自らの利益だけでなく、お客さまの幸せと社会の発展を願い、ともに成長することを目指す考え方です。
私たちはこの理念のもと、シンガポールにおいても単なる金融サービスの提供にとどまらず、お客さまの挑戦や成長を支えながら、この国や地域社会の発展に貢献することを大切にしてきました。お客さまの成功が社会の発展につながり、その発展が次の成長を生み出す——その好循環を支えることが、私たちの変わらぬ使命です。
シンガポールとともに次の時代を切り拓く
質問:シンガポールという国と今後共にどのように歩み、寄与し続けていきたいですか?
私たちはシンガポールをともに成長し未来を創るパートナーだと考えています。これまで培ってきた信頼とネットワークを活かし、お客さまの挑戦とシンガポールの発展に貢献することが私たちの想いです。銀行業務の枠を超え、グループ各社の強みを結集した総合的なソリューションを通じ、サステナビリティ、エナジートランジション、デジタル化など次世代の成長分野での価値創造に挑戦します。
そして、友好関係60周年という節目を機に、シンガポールがこの先も世界をリードするハブであり続けるための一翼を担っていきたいと考えています。
懐の深い活気ある国
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
私は1999年から2007年、2022年から現在まで通算12年間駐在していますが、変化のスピードには驚きます。シンガポールは多様な文化や宗教、豊かな自然と近未来都市が共存する懐の深さがあります。
私の子どもはシンガポールで生まれ育っていますが、治安が良くクリーンで言語も英語、インフラは万全で子どもに優しい国民性の国であることも魅力です。また、合理的で効率重視、負けず嫌いな「キアス精神」からか、国民の活力や気概を感じます。
Profile:インタビュイー紹介

株式会社 三井住友銀行 常務執行役員 アジア・大洋州本部長
内田 勝文(Katsufumi Uchida)
1990年に住友銀行(現三井住友銀行)入行。長年にわたり東京、香港、シンガポール、ロンドンにて国内外のコーポレートファイナンスやプロジェクトファイナンス等の業務に従事。2024年4月より現職。
| ■ 株式会社 三井住友銀行 |
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