パートナーと紡ぐセレンディピティ-西田 知之(三菱商事株式会社シンガポール支店 アジア・大洋州CRO補佐)

シンガポールとともに変化し続ける
質問:貴社がシンガポールの発展と共に歩む中で直面した、最大の試練やターニングポイントはどのようなものでしたか。
三菱商事は1917年に拠点を設置し、1955年の戦後再スタート以来、シンガポールとともに歩んでまいりました。工業化を支えた時代にはインフラ整備や産業育成に携わり、その後はアジア・大洋州地域をカバーするトレーディング拠点となりました。
さらに近年は、地域を束ね事業開発を担う拠点へと役割を広げています。シンガポールがアジアのハブへと進化するのに合わせ、私たちも業容を変えながら歩んでおります。
地域をつなぐ総合力
質問:今も変わらず「DNA」として受け継がれているこだわり・そこに込めた想いについてお聞かせください。
現在のシンガポール支店は、アジア・大洋州地域の統括拠点として、各国拠点や事業会社をつなぎながら新たな事業開発に取り組んでいます。弊社が大切にしているのは、長年にわたり良い時も悪い時も共に歩んできた各国政府やパートナーとの信頼関係です。三菱商事単独では実現できないことでも、志を共にする仲間と力を合わせることで、大きなチャレンジができると信じています。
国や産業をつなぎながら総合力を発揮して、社会や産業の発展に貢献すること、それが受け継がれてきた三菱商事のDNAです。
ここから未来を創る
質問: 次の10年、20年でどのような足跡を残そうとしていますか?
少なくとも今後10年、世界の成長の中心は引き続きアジアにあるのではないでしょうか。あらゆるものが集積し、絶えずイノベーションを生み出すシンガポールの強みを活かし、事業を創造していきたいと思っています。
これからは、お客様や社会のニーズを起点に事業を構想する「C to B」の発想がより重要になると考えています。アジア・大洋州の社会課題の解決を通じて地域の持続的成長に貢献していきたいと思います。
セレンディピティが生まれる国
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
シンガポールの魅力は「人」です。国際感覚に優れ、人徳も兼ね備えた方が多く、また長期的視点で国づくりを進める土壌があります。そんな環境に惹きつけられた世界中の人や企業が集い切磋琢磨する中で、思いがけない良い出会い(セレンディピティ)が生まれていると感じます。
Profile:インタビュイー紹介

三菱商事株式会社シンガポール支店 アジア・大洋州CRO補佐
西田 知之(Tomoyuki Nishida)
1994年三菱商事入社。フィリピンでの新規事業立上げ、ダイソーのグローバル化推進、日清食品およびインドネシア事業会社の経営、リテイル本部長を経て、現在はシンガポールでアジア・大洋州CRO補佐を務める。
| ■ 三菱商事株式会社シンガポール支店 |
| ◉総合商社 🏡住所:1 Temasek Avenue, #19-00, Millenia Tower S039192 📞電話番号:6338 1100 🌐WEBサイト |
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