出会いに感謝し、次世代を担うグローバルな人材を-富山 司(シンガポール日本人学校中学部 校長)

25年の時を繋ぐ、シンガポールとの深い縁
質問:初めてこの国に来た時の衝撃や、仕事を通じてシンガポールを「自分事」として捉えるようになった決定的な瞬間は?
25年前、お隣のマレーシア、クアラルンプール日本人学校に勤務していた時、早稲田渋谷シンガポール校を視察し、その教育環境に感動しました。昨年4月に赴任した際、当時の記憶が蘇り「帰ってきた」という深い縁を感じました。
また、初めてMRTに乗った私に、現地の若者がサッと席を譲ってくれたのです。人々の温かさに触れ、この国が私にとって特別な「自分事」の場所となりました。
シンガポールから、世界を舞台に羽ばたく人へ
質問:活動においてのこだわり・他にはない強みについて。また、そこに込められた想いについてお聞かせください。
日本国内での勤務時代、いくつかの在外教育施設とのオンライン交流で得た感動が私の原点です。その恩返しとして、本校では「世界とつながる学び」を強みに、積極的なオンライン交流を展開しています。職員の多彩な人脈を強みに、昨年度から世界の国々の教育現場との交流を推進してきました。
生徒や職員にはシンガポールに留まらず、多様な国々に目を向けてほしい。この草の根の交流を通じて、将来グローバルに活躍し、世界を舞台に貢献できる人材が本校から輩出されることを切に願っています。
草の根の交流から、両国の輝かしい未来へ
質問:あなた自身がシンガポールと日本の関係にどんな貢献をしたいですか。
本校の生徒が現地校を訪問し、また現地校の生徒を本校に迎える相互交流の中で、私たちは確かな友情を育んできました。互いの文化や習慣を笑顔で伝え合う生徒たちの姿は、両国の架け橋そのものです。
この素晴らしい交流を一時的なものにせず、持続可能な未来への財産にすることが私の役割だと思っています。これからも教育の現場から、シンガポールと日本の若者たちが深く結びつき、次代の友好関係を担う存在へと成長できるよう、全力で挑戦を続けてまいります。
互いを尊重し合う、美しい多様性の街
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
独自のダイバーシティと共生の在り方です。多様な民族がそれぞれの文化や習慣を重んじながら、互いを当たり前に尊重し合って暮らしている。この寛容で温かい街の空気が、私がシンガポールを愛する理由です。
Profile:インタビュイー紹介

シンガポール日本人学校中学部 校長
富山 司(Tomiyama Tsukasa)
国内では、埼玉県久喜市立栢間小学校、久喜東小学校校長を務める。
久喜東小学校在任中、同校はリーディングDXスクール指定校、学校情報化優良校等の指定を受ける。クアラルンプール日本人学校勤務などを経て、2025年4月より現職。
| ■ シンガポール日本人学校中学部 |
| ◉教育 🏡住所:201 West Coast Rd S127383 📞電話番号: 6779 7355 📩E-mail:otoiawase@sjscle.edu.sg 🌐WEBサイト |
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