国交樹立と共に始まった日本人学校 今年は創立60周年-島田道雄(シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校 校長)

シンガポールでの始まりから現在
質問:貴校がシンガポールの発展と共に歩む中でターニングポイントはどのようなものでしたか?
シンガポールと日本の歴史が始まった1966年9月に日本人学校がスタート。開校当初は教員3名 小学生27名の小さな学校でしたが、徐々に人数を増やし4年後には中学部も開設。
その後も児童生徒数は増え続け、中学部を別校舎とし、さらには小学部に学区制をしきチャンギ校を開設し3校体制となったのが現在の姿となるターニングポイントでした。一時は3,000名に迫る児童生徒数となりましたが、現在は児童生徒数は減ってはいます。それでも世界有数の大規模校です。
今までの活動におけるこだわりとそこに込めた想い
質問:今も変わらず「DNA」として受け継がれているこだわり・そこに込めた想いについてお聞かせください。
「豊かな国際感覚をもち 世界の人々とつながろうとする 人材の育成」がシンガポール日本人学校3校の共通しためざす教育です。多文化が共生しているこのシンガポールにおいて、現地校との交流などで、子どもたちは常にいろいろな文化に触れています。
分断が進んでいるかのように見える現在の国際社会において、もっとも大切にしなければならない姿勢が、世界の人々とつながろうとすることであると思います。これまでもそしてこれからも、日本だけでなく世界とつながることのできる人材としての子どもたちの育成に、尽力していきます。
今後の展望・チャレンジ
質問:次の10年、20年でどのような足跡を残そうとしていますか?
教育を取り巻く環境も、この60年で大きく変化してきました。教員が知識や技能を伝えて身につけさせる教育から、日々更新されていく知識を取り入れ、自ら考え思考する力を育成する教育へと変化しています。
そのような中で本校は、伝統を大切にしながらも日本での教育との連続性を担保しつつ、常にバージョンアップしていく必要があります。基礎基本の充実はもちろん、英語教育・現地校との交流を含めた国際教育・ICT教育・特別支援教育を充実させ、世界ナンバーワンの日本人学校を目指して、さらに進化を遂げていきたいと思います。
シンガポールのここが好き!
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
緑が多いことがとても素晴らしいと思います。学校の近くにも広い公園が2つもあり、子どもたちの学習の場としても、活用しています。校外で安心して学習できるという安全な環境も、シンガポールの魅力の一つです。
Profile:インタビュイー紹介

シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校 校長
島田道雄(Shimada Michio)
日本の公立小学校に35年間勤務。2024年3月に退職して、翌4月に文部科学省派遣教員として赴任。今年で3年目。
| ■ シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校 |
| ◉日本の教育課程に準じた小学校教育 🏡住所:95 Clementi Rd S129782 🕚営業時間:月〜金 7:45-16:30 📅定休日:土日祝、5月1日〜5月5日、年末年始 📞電話番号:6775 3366 📩E-mail:otoiawase@sjscle.edu.sg 🌐WEBサイト |
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