シンガポールで設立110年以上の歴史を持つ由緒あるクラブです-大山 雅弘(シンガポール日本人会 会長)

シンガポールで日本人社会とともに発足した1915年
質問:貴社がシンガポールの発展と共に歩む中で直面した、最大の試練やターニングポイントはどのようなものでしたか?
戦前の日本人社会の形成とともに1915年に発足した日本人会は第二次世界大戦によりいったん幕を閉じましたが、戦後の先人達の努力で再発足いたしました。
単なる社交クラブにとどまらず、日本人学校、クリニック、日本人墓地公園の管理・運営、そして地域社会との交流といった責務を果たしています。会員の皆さまにとって、日本人会館が憩いの場であるよう、安心して暮らせる環境を提供できるよう努めています。
100年以上経った今もなお大切に受け継ぐDNA
質問:今も変わらず「DNA」として受け継がれているこだわり・そこに込めた想いについてお聞かせください。
日本人会が受け継ぐ活動のDNAは、人々の「交流」の場であり続けることと、シンガポール地域社会への「貢献」にあります。互いに支え合い、つながりを深め、安心して集える交流の場「日本人会館」を基盤に、文化・生活・社会貢献の各分野で活動を精力的に展開してまいりました。
各種ボランティア活動を通じた交流・貢献はもちろんのこと、法人会員の皆さまのご支援や、50年以上続くチャリティ活動の収益を社会福祉施設や老人ホーム等へ寄付するなど、地域社会への貢献にも努めております。
繋がりを大事に、時代と共に必要とされる価値を創出
質問:次の10年、20年でどのような足跡を残そうとしていますか?
新しい時代にふさわしい価値を創出し続けてまいります。その基盤として、日本人学校、クリニック、日本人墓地公園の管理・運営、そして地域社会との交流等の責務を果たしていきます。また、昨年の日本人会館大規模改修では、レストランの刷新や、200名を収容可能なオーディトリアムの整備を通じ、人々が交流できる場の充実を図りました。
図書室やクリニックのサービスや利用環境の向上にも取り組み、より快適で使いやすい施設づくりを進めております。人のつながりの価値を大切にし、支え合える日本人会を次の世代へと引き継いでまいります。
異文化を互いに尊敬、高めあう価値観
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
いろいろなバックグラウンドの方々が、お互いを尊敬し合い高めあう価値観が根付いている点が非常にすばらしいと思います。博物館・美術館の充実はもちろん、多くの文化的イベントを気軽に楽しめる点もすばらしいと思います。
Profile:インタビュイー紹介

シンガポール日本人会 会長
大山 雅弘(Masahiro Oyama)
2000年、現・三菱UFJ銀行に入行。調査部、外務省出向、営業本部、人事部等での勤務を経て、ロサンゼルス支店営業課長、経営企画部副部長を歴任。2025年4月来星、現在法人営業部長。シンガポール日本商工会議所(JCCI)理事も務める。
| ■ シンガポール日本人会 |
| ◉会員制クラブの運営を通じて、在住日本人に憩いと集いの場を提供。日本人学校、日本人会クリニック、日本人墓地公園の運営・管理をはじめ、現地社会との交流など、シンガポールにおける日本人コミュニティの中核としての役割を担う。また、チャリティや文化活動を通じて、日本とシンガポールの友好親善にも積極的に寄与している。 🏢住所:120 Adam Rd 📞電話番号:6591 8136 🌐WEBサイト 📲Instagram:@jassingapore 📲Facebook:@TheJapaneseAssociationSingapore |
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