未来のヒントは過去にあり-武田 段(DAN TAKEDA FLOWER & DESIGN PTE.LTD Flower Artist)

“泳げないのに、自分から水の中へ飛び込んだ”
―ゼロから切り拓いたシンガポールでの挑戦

質問:「好きなことを仕事にしたい」という想いからシンガポールへ渡った当時について教えてください。
日本で会社を辞めたことをきっかけに、「本当に好きなことを仕事にしたい」と考え、幼い頃から好きだった花の世界に挑戦することを決意しました。
2006年、28歳で英語もほとんど話せないままシンガポールへ渡り、作品集を片手に飛び込み営業を続ける日々。実績も人脈もない中で試行錯誤を重ねましたが、約1年半の挑戦を通じて「自分だからこそ提供できる価値」を見つけ、それが現在の仕事につながる大きな転機となりました。
期待を超える仕事は、自分を整えることから始まる

質問:現在の活動で大切にしていることを教えてください。
私が何より大切にしているのは、お客様の期待を少しでも超える仕事をすることです。作品の美しさはもちろん、細部まで妥協せず、お客様の想いや目的を丁寧に汲み取り、一つひとつの作品に反映させることを心がけています。受け取り手、贈り手双方に「お願いしてよかった」と感じていただけることが一番の喜びです。
花の仕事は感性だけでなく、体力や集中力も大切です。そのため、仕事終わりに約2時間のトレーニングを続け、心身のコンディションを整えています。自身が良い状態でいることが新しいアイディアを生み出し、より良い作品づくりにつながると考えているからです。常に最高のパフォーマンスで花と向き合うことを大切にしています。
「0から1」を生み出す挑戦を、次の世代へ


質問:これから挑戦したいことや目指していることを教えてください
これからは、自分にしか生み出せないスケールの大きな作品にも挑戦していきたいと考えています。ホテルやラグジュアリーブランドのイベント、公共空間などで、5年後、10年後にも人々の記憶に残る作品を手掛けることが目標です。また、作品づくりだけでなく、日本から海外へ渡り、ゼロから道を切り拓いてきた自身の経験も次の世代へ伝えていきたいと思っています。
子どもの頃に好きだったことが、将来の仕事や海外への挑戦につながることもあります。私の歩んできた道が、誰かの背中を押し、新しい一歩や自分の可能性に気づくきっかけになれば、それ以上に嬉しいことはありません。
シンガポールが教えてくれた、自分の可能性
質問:あなたにとってシンガポールとはどのような存在ですか。
シンガポールは、年齢や肩書きではなく、何を提供できるかで評価してもらえる場所でした。何もない状態から挑戦したことで、自分の可能性に気づくことができました。私にとってシンガポールは、挑戦の場所であり、人生をもう一度つくり直させてくれた大切な場所です。
Profile:インタビュイー紹介

DAN TAKEDA FLOWER & DESIGN PTE.LTD, Flower Artist
武田 段(Dan Takeda)
2008年にシンガポールでDAN TAKEDA FLOWER & DESIGNを設立。LOUIS VUITTON、GUCCI、CHANELやDiorなど世界的ブランドの装花やディスプレイを手掛けるフラワーアーティスト。
| ■ DAN TAKEDA FLOWER & DESIGN PTE.LTD |
| ◉ブランド店舗のディスプレイ装花、企業イベントやウェディングのフラワーデザイン、空間演出を提供するフラワーデザイン会社。 🏡住所:318 Tanglin Rd #01-30, S247979 🕚営業時間:9:00-17:00 📅定休日:無 📞電話番号:8223 6999 📩E-mail:flower@dantakeda.com 🌐WEBサイト 📱Instagram:@Dan_takeda |
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