HOME最新記事日本とシンガポールの協業連携で広がる、アジアの新たな価値創造-黒川  淳二(日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポール事務所 所長)

日本とシンガポールの協業連携で広がる、アジアの新たな価値創造-黒川  淳二(日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポール事務所 所長)

シンガポールでの始まり

質問:シンガポールという地で、貴社がどのような役割を果たすことを目指して歩みを始めたのでしょうか?

1950年代の戦後間もない大阪で、ジェトロは生まれました。「これからは世界を相手に商売をする時代。必要なのは世界の情報だ」・・そう考えた財界人の、各国に人を派遣して得られた情報を皆で共有しよう、という熱い思いが形になった組織です。

そうした中で、シンガポール事務所は1956年に設立されました。1957年には「シンガポール日本商品見本市」を開催、165社が出展したとの記録が残っています。

自負できる強み・こだわりとかける想い

質問:日々の活動の中で大切にしている信念・こだわり・想いをお聞かせください。

日々の活動で大切にしているのは、「つなぐ力」と「相手の立場になって考えること」です。企業の皆様からのご相談一つひとつに真摯に向き合い、背景や期待まで丁寧にくみ取ることを心がけています。

また、小さな対話や気づきを大切にし、相手に寄り添った対応を積み重ねることで、信頼関係を着実に深めていきたいと考えています。その積み重ねが新たな価値やビジネスへと広がり、「ありがとう」と言っていただける瞬間に大きな喜びとやりがいを感じています。

今後の展望・チャレンジ

質問:シンガポールという国と今後共にどのように歩み、寄与し続けていきたいですか?

シンガポールとは、これまで築いてきた長年の信頼関係を礎に、次の成長ステージを共に切り拓いていきたいと考えています。例えば、イノベーションのハブとして進化を続ける同国と連携し、日本企業の技術や強みと、シンガポールのスピードや多様性を掛け合わせることで、新たな価値創出を加速させていきたいと考えています。

さらに、二国間にとどまらず、ASEANやインドなど周辺地域への展開も視野に入れた協働を一層深化させ、互いの強みを生かした持続可能で広がりのある経済関係の発展に寄与し続けていきたいと考えています。

シンガポールのここが好き!

質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?

多民族・多文化が自然に共存しながら、清潔で秩序ある街が保たれている点が大きな魅力だと思います。強い危機意識に根ざしたスピード感ある成長と、日常に溶け込む豊かな食文化や生活の温かさの共存にも惹かれます。


Profile:インタビュイー紹介

日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポール事務所 所長
黒川  淳二(Junji Kurokawa)

シンガポールには2025年3月に着任しました。これまで主に北米地域の調査や経営企画を中心にキャリアを歩んできました。東京での勤務が中心ですが、海外ではカナダと米国に駐在した経験があります。

日本貿易振興機構(ジェトロ)シンガポール事務所
◉貿易投資振興機関として、日本の競争力強化のため、海外の活力を取り込むとともに、日本企業の海外輸出および海外ビジネスへの拡大を支援しています。日本国外では弊所を含め56か国に76の拠点があります。

🏡住所:16 Raffles Quay, #38-05 Hong Leong Building
📞電話番号:6221 8174
📩E-mail:spr@jetro.go.jp
🌐WEBサイト

 

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