【~連載~FINANCIAL PLANNING シンガポールでおトクに賢く生きる】
第318回 魅力的な投資先であるシンガポールREIT(S-REIT)

5%〜6%前後前後の高い配当利回りが狙える上、シンガポール居住者の場合は原則として配当金や売却益が非課税という大きなメリットがあります。しかし、いざ現地で投資を始めようとすると、「銀行の投資口座」と「証券口座」のどちらを使うべきか、また独自のルールや手数料の落とし穴に直面し、迷ってしまうことも少なくありません。
本記事では、シンガポールの証券会社を使ったS-REITの具体的な注文フロー、損をしないための手数料の仕組み、そして銀行注文との違いを網羅して解説します。また、日本の証券会社でも購入ができる投資信託やETFなども解説していきます。
1. 「銀行の投資口座」と「証券会社」どちらで注文すべき?
シンガポールで現地の株やREITを買う場合、「どこから注文を出すか」によって資産の保管場所やルールが劇的に変わります。結論から言うと、中長期でしっかり配当をもらい、自由度の高い運用をしたいなら「証券会社」経由での注文が圧倒的におすすめです。
銀行での注文は「1つの画面で債券や投資信託などもまとめて管理できる」という手軽さがある反面、株が銀行名義になるため、将来のビザ解約時や他社への乗り換え時に身動きが取りづらくなるデメリットがあります。
自分名義の国営金庫(CDP)に株がカチッと保管され、手数料も抑えられる証券会社からの注文こそが、シンガポール株投資における「王道ルート」です。
2. 証券会社での買い方・注文フロー
現地の証券画面からシンガポールREITを注文する際のおおまかな手順です。
検索窓(Smart Search)に、買いたいREITの4桁のティッカーコード(または銘柄名)を入力します。
「BUY」ボタンを押し、以下の項目を選択・入力します。
1. Settlement Mode(決済方法): 「Cash(後日引き落とし)」または「Cash Upfront(前受金制)」を選択します。
2. Order Type(注文タイプ): 希望価格を指定するなら「Limit(指値)」、その時の市場価格で即座に買うなら「Market(成行)」。
3. Quantity(数量): 買いたい口数を入力します(シンガポールREITの最低売買単位は基本的に100口単位です)。
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プロフィール
花輪陽子

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者。
「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演や講演経験も多数。 http://yokohanawa.com/
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