サッカーでつなぐ、日本とシンガポールの未来-是永大輔(FCジュロン チェアマン)

シンガポールに根ざす決断
質問:貴社がシンガポールの発展と共に歩む中で直面した、最大の試練やターニングポイントはどのようなものでしたか?
2004年に、アルビレックス新潟シンガポールとして歩み始めて以来、私たちは常に「この国にどう貢献できるか」を問い続けてきました。最大の転機は2024年、20年の歴史を大切にしながら、より深くシンガポールに根ざすローカルクラブへ変わる決断をしたことです。
FC Jurongへの歩みは、単なる名称変更ではなく、地域に必要とされ、日本とシンガポールをつなぎ続ける存在になるための新たな挑戦です。
変わりながら、受け継ぐ
質問:今も変わらず「DNA」として受け継がれているこだわり・そこに込めた想いについてお聞かせください。
現在、私たちはFC Jurongとして、ローカルクラブへ生まれ変わる過渡期にいます。名前やエンブレムは変わりますが、だからこそクラブのあり方そのものを見つめ直しています。
原点は、日本で培ってきた人を育てる視点、誠実に積み重ねる姿勢、互いを尊重する文化。日々の練習、アカデミーの活動、地域との関わりの中で、その価値をひとつひとつ形にしています。シンガポールの多様性や地域の声を受け入れながら、守るべき原点と、これからの時代に必要な価値を重ね合わせ、新しいクラブの姿をつくっています。
電気、ガス、水道、FC Jurong
質問:次の10年、20年でどのような足跡を残そうとしていますか?
目指すのは、地域にとって欠かせない存在になることです。電気、ガス、水道、FC Jurong。生活に欠かすことができない地域のインフラです。子どもたち、家族、企業、学校、地域社会が自然に集まり、サッカーをプラットフォームに、教育、国際交流、人材育成、ビジネスの可能性を広げ、日本とシンガポール、そして世界をつなぐ存在になります。
100年経っても、FC Jurongがこの街を愛し、この街に愛され、サッカークラブを超えたインフラとして存在すること。それが私たちの目指す未来です。
前へ進む空気
質問:シンガポールの文化・街の在り方、特にここが素晴らしいと感じるところは?
多様な人々がともに暮らし、それぞれの挑戦を応援し合えるところが大好きです。小さな国から世界へつながる力強さと、常に前へ進もうとする空気に、19年暮らしてもなお、その魅力を感じています。
Profile:インタビュイー紹介

Football Club Jurong Chairman
是永大輔(Daisuke Korenaga)
1977年千葉県生まれ。2008年にアルビレックス新潟シンガポール会長に就任し経営再建を実現。2016~2018年には3季連続で国内全冠を達成し、2019年からはアルビレックス新潟社長を務めた。
| ■ Football Club Jurong |
| ◉2004年よりシンガポール・プレミアリーグに参戦。これまでに6度のリーグ優勝を含む数々のタイトルを獲得。2026/27シーズンよりアルビレックス新潟シンガポールからFC Jurongへ改名。 🏡住所:21 Jurong East St 31 #04-04 Jurong East Sports Complex Singapore S609517 🕚営業時間:月〜金 9:30-18:30 📅定休日:土日祝 📞電話番号:6334 0511 📩E-mail:korenaga@fcjurong.com 🌐WEBサイト 📱Instagram:@fcjurong 📱Facebook :@FC Jurong 📲X:@FCJurong |
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