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経済大国シンガポールの生活情報をご紹介!チャンスを掴みたいビジネスマンの皆様へ

昨今の円安の影響で、既存ビジネスの展開を目指す日本企業や保有する円建て資産の目減りを懸念するシニア層から注目されるシンガポール。現地は好調な経済情勢のもと、ダイナミックに社会が躍動しています。この記事では変革を目指すビジネスマンにシンガポールの現地情報の詳細をお伝えします。

シンガポールは生活しやすい国?

人材コンサルタントの米系マーサーによると生活の質ランキングでアジアNo.1の地位を獲得しているのが、シンガポールです。日本人にとっては意外かもしれませんが、東京はアジアではシンガポールに次ぐ2位という立ち位置です。


 シンガポールの魅力は、有利な税制を筆頭に、ビジネスのしやすい環境や安定した治安、アジアはもちろん世界のハブとなっている貿易港、発達したインフラ、高い医療技術、豊富な観光資源など多岐に渡ります。


 こうした背景が影響して、今もなお世界中の富裕層から移住先として選ばれていると言えます。投資家のジム・ロジャーズ氏やお笑い芸人の中田敦彦氏が著名です。

シンガポールで生活することの魅力は?

税制

 シンガポールの所得税の最高税率は22%です。一方、日本の所得税は最高45%となっており、シンガポールの2倍以上の税金を課しています。これは当然のことながら、一定の所得水準にある方にとっては大きな魅力となります。


 さらに、シンガポールでは相続税や贈与税がありません。ここだけを見ても、いかにシンガポールの税制が国民や居住者にとって有利であるかがお分かりになることでしょう。


 また、事業主やビジネスオーナーの方にとっては、シンガポールの法人税率は最高でも17%。この数値は、日本の23.2%、アメリカの21%と比べて低く抑えられています。


 これだけの税制優遇があれば、シンガポールに富が集まるのはある意味で当然の結果と言えるでしょう。

ビジネスのしやすさ

シンガポールがこれまで著しい経済発展を遂げてきたことは有名ですが、この流れは止まることなく、今も成長を続けています。EDB(シンガポール経済開発庁)によるとシンガポールのビジネス活動の拠点としての評価は世界No.1となっており、幅広い業種の世界的な大手多国籍企業が拠点を構えています。

この背景には税制のメリットも大きいですが、政府によるバックアップも大きく影響しています。政府主導でアジア最大級の大型イベント「Innovfest」などを展開しており、特にスタートアップ起業の支援に貢献しています。その結果、シンガポールはEDB(シンガポール経済開発庁)のアジアのイノベーションランキングでトップとなっており、日本を大きく引き離しています。


さらに、法人登記がオンライン化されており、コストが低く抑えられていることも大きな要因です。

インフラ

 シンガポールの生活インフラは、非常に発達しています。現地の移動には、地下鉄(MR)が便利です。地下鉄は、国土の隅々まで整備されており、基本的に現地での車の保有は不要です。そのため、自家用車の維持費用も節約できます。これは、アメリカのような車社会での生活に不都合を感じる方にはメリットと言えるでしょう。


 日本人にとっては、日常生活で水道水が飲めるというのは常識ですね。しかし、こうした環境は、世界的に非常に稀であり、先進国であってもここまでのレベルに到達していない国が多いのです。しかし、シンガポールの水道水は、日本と同様に飲料用です。シャワーの水を口に入れないようにすることや、料理用の水を購入するなどは、海外生活ではよく見受けられることですが、シンガポールでは考慮不要です。


 また、仕事や家族の関係で定期的に日本に帰国する必要がある方にとっては、航空便の数は重要です。シンガポールと日本の間では、東京、名古屋、大阪の各空港から1日20本以上の直行便が出ています。プライベート利用で費用を抑えたい場合には、最近ではLCCの利用が便利です。

治安

国際シンクタンク経済平和研究所(IEP)によるとシンガポールの治安の良い国ランキングは、世界9位。実は、シンガポールは日本よりも治安の面では安全な国なのです。(ちなみに日本は10位。)


 いくら税制が有利で資産が増加するといっても、日常生活において強盗や窃盗に備える必要がある環境では、個人で負担する防犯費用がかさんでしまいます。しかし、シンガポールでは犯罪に対する備えは、日本と同様に基本的に不要です。


 こうした治安面もビジネスマンが仕事に集中できる要因の一つであり、家族連れでの生活も安心です。

医療

いくら治安が良くても、病気やケガの問題は誰もが直面する問題です。
 特に母国と環境が異なる赤道直下の環境では、体調を崩すことは十分に考えられます。
 シンガポールはこの点も安心です。シンガポールの医療レベルは、世界保健機関(WHO)によるランキング(2000年)で世界6位です。


 特に、ある程度年齢を重ねたシニア層が生活する際には、一定のレベル以上の医療機関が身近にあることは必須条件であり、お子さん連れで現地生活をする方にも大きな安心材料となっています。


 現地には、Mount Elizabeth Novena Hospital(マウントエリザベス病院)やRaffles Hospital(ラッフルズ病院)といったアジア屈指の著名病院のほか、日本語の通じる日系クリニックが複数展開されています。

シンガポールで生活する際の注意点は?

物価が高い

東京23区ほどの狭い国土に世界中の富裕層が集まり、経済成長を続けているシンガポールの物価は、日本より高いです。


生活に必須となる住宅コストは、単身者用コンドミニアムの場合S$2,000(日本円で約20万円)、家族用となるとS$4,000(約40万円)が平均値です。これは郊外に位置する物件の相場のため、都市部に移るにつれてさらに上昇します。


なお、一軒家に住むことができるのは、一部の富裕層に限られるというのが現状です。
日本とは家賃に大きな違いがあることに注意が必要です。


一方で、主な交通手段となるMRT(地下鉄)バスの平均運賃は約100円、外食文化が根付く現地での食事代は約1,000円と比較的安価です。実際の生活においては、支払うべきものとそうでないものの見極めが重要となってきます。

就労ビザの取得が厳しい


就労ビザの取得は、年々厳しくなっています。これは政府によるシンガポール人労働者のスキルを向上させ、より高い地位の職務を担わせるという政策によるものです。国として、これまで外国人に依存してきたIT分野などの変革を目指しているのです。


日本人が現地で就労するには、前提として学歴や職歴などの個人情報や就労ビザスポンサーとなる企業情報の審査があり、職種も専門職や管理職に就く人物を対象としています。さらに、収入要件があり、EmploymentPass(EP)では、月収S$4,500(約45万円)以上の所得を得る必要があります。

シンガポールはビジネスチャンスに溢れた魅力的な国

 長らく経済発展から遠ざかっている日本に比べ、ビジネスや経済面で大きな飛躍を遂げるシンガポールには、たくさんのビジネスチャンスが溢れています。この背景には、税制を中心とした現地政府よる手厚い支援策があります。


 その結果、集まった世界的大企業やスタートアップ企業を代表とした人やモノ、金の蓄積は世界的に見ても類を見ない規模となっています。


 昨今の円安の影響で輸出を検討する日本企業にとっては無視できな存在であり、リタイア後の生活を送ろうとしているシニア層にも魅力をたくさん持っているのがシンガポールです。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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