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第247回 インターナショナルスクールのメリット・デメリット

【~連載~FINANCIAL PLANNING シンガポールでおトクに賢く生きる】
第247回 インターナショナルスクールのメリット・デメリット

経済協力開発機構(OECD)が実施しているPISA(ピサ:Programme for International Student Assessment)と呼ばれる、15歳児を対象とした国際的な学習到達度調査があります。

2022年調査では、シンガポールは、読解リテラシー、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野において1位でした(日本は読解、科学で2位、数学で5位)。今回はシンガポールのインターナショナルスクール(インター校)のメリット・デメリットをお伝えします。

インター校にかかるコスト

学校にかかるコストは各学校によって様々で、シンガポールのインター校でも250〜600万円程度など、学校や学年によって値段は大きく変動します。

各学校のホームページに学校に直接支払う費用と支払い方(ターム払いなのか、年払いなのか)が詳細に書かれているので、それぞれを確認することをお勧めします。日本語のブログの情報は古くなっている場合が多いです。

一般に学校費用にはバス代、昼食代、課外活動などの費用は一切含まれていません。これらはそれぞれのサービスエージェント等に別途個別で支払うことが一般的です。こうした費用が追加で100万円程度かかる場合もあります。

英語がネイティブレベルではなく、EAL(English as an Additional Language 第二言語としての英語学習)を受けなければならない場合、別途追加費用が数十万円かかることが一般的です。

日本語のサポートを塾などで受ける場合は学校外費用もかかり、日本よりも高いことが一般的です。また、入学費用やウェイティングフィーを取る学校も一般的です。駐在で会社が学費を支払ってくれるという場合はどこまで会社が支払うのかを確認する方がよいでしょう。

高い学費と低い出生率

2021年の出生率は、シンガポール1.12、韓国0.81、香港0.77、中国1.16と日本の1.3より遥かに低いです。PISA学力調査でランキングの高いアジア諸国では総じて出生率が低いという傾向があるように感じます。

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プロフィール

花輪陽子

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者。
「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演や講演経験も多数。 http://yokohanawa.com/

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監修:花輪陽子

 

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